加工入門、加工時の危険
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 私が木工で加工らしき事を初めて体験したのは小学2年の夏の日曜日に父が


座面が八角形の 椅子を作っているのを傍で見ていて自分も道具を使ってみたくなり 

父の作業が終わるのを待って 端材を使って教えてもらったのが
 
私の初めての木工でその時の作品(?)が小さな蓋のないただの箱ですが

鋸も金槌も、もちろん釘も、手伝ってもらったとはいえ私には凄い事で感激でした

「自分もお父さんの様に木を切って作ることが出来た」これが私の木を加工しての
   
物作り初体験です、それからは父が休みで家に居る時に時々木工の真似事を

するようになり (日本の鋸は引く時に切るから引く時に力を入れ、押す時は力を抜く

押す時に力を入れていると良い鋸は柔らかいから鋸が曲がるし、切れない)

と言われたのを覚えています。

 高学年になると鉋も使わせてもらえる様になり、鉋の使い方を初めて教えてもらいました。

 父から教えてもらった加工する上での注意事項は


1 危ない事をしてはいけない

   1 材料を切ったり削ったり(加工)する時は材料をしっかり押さえる 
       (材料が動いて怪我をしたり道具を傷める事になる)

   1 道具は使ったら手入れをしてからしまう

     私は工具を使う仕事をしているので(道具は職人の命)これは良く分かります
 
   1 作業する場所は片付けておく(足場を良くする、危険防止)

     これらの事を教えられました。


  当たり前の事ですが慣れは恐ろしい事で大工さんでも脚立から落ちて長い事

寝たきりになったり、また丸鋸で指を落としてしまった知り合いの大工さんもおります 

 こうやると危険だと言う事はとうに分かっているのですが 、ついやってしまうのです

木工を長年していても基本を 忘れてはいけないと思います。 

  鋸の使い方で初めて教わり怖かったのが鋸の引き始めは鋸を持っている反対の

手の親指の 爪の先を切る所に爪を立てて当て、鋸の手前の少し細かになっている、
              
刃の所で切り始める、これを初めてするとき、少し怖かった事を覚えています

、でもこれをしないと上手く切り始めることが 出来ないので必要な事ですが。
 
  鉋の刃の出し方は鉋の穂の頭を叩けば出るのは分かりますが小さい頃の私には

台頭を叩くと(上場の角ですが)穂が引っ込むとは驚きでした、当たり前の事ですが

父が大工さんのような感じに見えたのを覚えています。

  板を鉋がけする時に、今の私の家には仕舞っておく場所がないのでありませんが

  柱にするような角材に板を引っ掛ける為の小さめの木と二股になった足にする木があり

鉋がけする時にはその角材を二股の木の足で斜めにセットして使って木工をしていました
 
  ほぞを知ったのは父が四畳半程の物置小屋を造る時に始めてほぞなるものを知りました 

土台に柱がどの様に繋がっているかなど子供の時の私が考える事はありませんでしたから

加工している時は何をしているのだろうと思っていました 

棟上の時にこうなるのかと思い感心しました。

 でも私の兄が大学生の時に父が作った椅子は一週間して、兄がガタが来たと言って
         
手直ししていました
 
 釘と材料をケチる傾向にあったので、時にはと言うより、ちょくちょくあり 

お父さんの作った物は一週間しかもたない、と皆で笑いました(親父、ばらしてごめん)

でも父の木工をしている姿を子供ながらカッコいいなと見ていました。
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